2008年4月29日火曜日

マッキンゼー流図解の技術、読了

マッキンゼー流図解の技術
ジーン ゼラズニー 数江 良一 管野 誠二 大崎 朋子
東洋経済新報社
売り上げランキング: 3835
おすすめ度の平均: 3.5
5 マッキンゼーの教科書、読んどいて損なし。
2 基本的なグラフィック表現本
4 うまく行かないプレゼンを、一歩引いて考えるためのきっかけに
4 図の作り方について詳しく書かれている
5 図解というより「グラフ作成」の入門書として高評価


プレゼンテーションで使う図表の作り方を解説した本。前半は効果的なグラフの使い方を、後半はメッセージを絵にする方法を取り上げる。図表の作り方からは、コンサルタントが売り物にする「論理的な思考」の過程を垣間見ることができる。売り上げ分析などの実例に応じた図表が数多く盛り込まれており、目を通すだけでも役立つ。プレゼンテーションの本だけに、構成やデザインも見やすくまとまっている。


客観的に見て、プレゼンテーションが上手くないと感じています。特に分かりやすくするために作ったはずの「チャート」が「どうやって読めば良いの?」的に言われることがあり、勉強してみました。

正直言って、「こんな簡単な原則なのか!」と気が抜けました。逆に言うと、この簡単な原則すら分かっていなかったのかと恥ずかしくなりました。人に説明するときは「チャート」が上手く使えると便利です。今後、実践の中で鍛えて行きたいと思います。

ハーバード流交渉術、読了

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)
ロジャー フィッシャー ウィリアム ユーリー 金山 宣夫 浅井 和子
三笠書房
売り上げランキング: 1241
おすすめ度の平均: 4.5
5 立場に固執せず、問題を解決する
3 華麗なる参考書
2 実用では使えません。しかし、読み物としては面白いかも。
1 交渉術も、本書も、期待はずれでした…。
5 アメリカの弁護士は、判例から判決理由と傍論を分け、原則をさがすのが仕事だ


ハーバード大学交渉学研究所のメイン・スタッフが開発・構築した交渉術の決定版を全て公開。「相手のほうが強いとき」「相手が話に乗ってこないとき」「相手が汚ない手口を使ってきたとき」でも、その上をいく画期的な、この方法を会得したあなたの交渉力は飛躍的に向上。


最近、社外で交渉役を担当することも増えました。いち技術者としてだけの役割に固執することなくいろんなことにチャレンジしなくてはと思っていることもあり、「交渉」について勉強しました。

「交渉」というと「押してだめなら、」的な方法論(駆け引き型交渉と呼ばれていました)しか頭にありませんでしたが、この本で紹介されているのは、「原則立脚型交渉(principled negotiation)」です。

簡単に説明すると、「交渉者の立場にとらわれることなく、常に「利害」に焦点を合わせる」方法論です。「結論として」の項に記述されていましたが、この本に書かれていることはどれも「当たり前」のことばかりです。だからこそシンプルで、強力なツールになりえると感じました。

2008年4月21日月曜日

国内MBA研究計画書の書き方―大学院別対策と合格実例集、読了

国内MBA研究計画書の書き方―大学院別対策と合格実例集
飯野 一 佐々木 信吾
中央経済社
売り上げランキング: 9257
おすすめ度の平均: 4.5
4 ただの文例集に非ず 参考文献が充実
4 いいと思います。
5 合格しました。
1 MBA課程に入るのに必要か?
5 「価値」ある一冊


入試対策です。

今考えている九州大学のビジネススクールは掲載されていないのですが、本質的には同様の内容のはずです。「各スクールごとの対策方法」が最初にパラパラっとあり、その後「実際の合格者の提出調書」が例示されています。本来は入試対策のはずなのですが、いろいろな人のキャリアプランを見ることができましたし、どこに問題意識を置くのかという大切なことがとても良く分かりました。

私は、どうなりたいのか?。そして、そのためにはどうすれば良いのか?。しっかりと時間をかけて考えて行きたいと思っています。一番大切なことですが、しっかりと考えなければ、ぼやけてしまうことですね。

この本を読んで分かったことは、私にはまだ準備ができていないということです。それが分かっただけでも良かったです。

2008年4月15日火曜日

ハーバードからの贈り物、読了

ハーバードからの贈り物 (Harvard business school press)
デイジー・ウェイドマン 幾島 幸子
ランダムハウス講談社
売り上げランキング: 12417
おすすめ度の平均: 4.5
4 Academicな立場からの視点
4 いろんな生き方があることがわかります。
5 私達への応援メッセージ
5 手元に置いておく本でしょう
5 人生を大きく変えた1冊。


直接的にMBAとは関係ないですが、読みました。

ハーバードビジネススクールでは各学期の最後の授業で、特別な授業が行われるそうです。各教授が、今の自分を支えている“大切なエピソード”を披露するのだそうです。それをまとめた本です。

自分が何を目指し、何を大切に思い、どう行動していくのか?。特に、リーダーとはどうあるべきなのか?。考えさせられました。

2008年4月8日火曜日

オーディオブックに挑戦しようと考えています

オーディオブックに挑戦しようと考えています。
Googleにたずねてみたところ、下のリンクがありました。

FeBe

フィービーはビジネス書や自己啓発本などの書籍、また講演などを耳で楽しむオーディオブックのポータルサイトです。


いくつか買ってみましょう。

2008年4月7日月曜日

MBAを取って、年収2倍を目指せ!、読了

MBAを取って、年収2倍を目指せ!―得するMBA、損するMBA
小松 哲史
プレジデント社
売り上げランキング: 202699
おすすめ度の平均: 3.0
2 筆者はなぜMBAを取らないのだろう?
4 さまざまなMBAの取得方法をわかりやすく説明しています。
2 全体として面白いが
4 能力がある→MBA?orMBA→能力がある?さて。


読了しました。

国内、海外のMBA、通信講座、MBAのエッセンスを学ぶ講座など、本当にたくさんの選択肢があることが分かりました。そして、MBAを通して、いろいろな人がどのようにキャリアを構築して行っているのかということが分かりました。

今まで自分のキャリアについて漠然としか考えたことがなかったのですが(なさけない!)、最近MBA関連の本を読んでいてそれではいけないと思っています。そして「行動しなければ!」と強く思っています。

土曜日は完璧に家族サービスができません。平日は勉強しなければならないので、子どもと遊ぶ時間がとれないし、夫婦喧嘩にもなるし...。でも、それだけの思いをして、安くないお金を出して勉強するのだから、必然的にモチベーションが上がります。いずれはこのキャリアを役立てて、家族に報いたいと思っています


家族のために自分のキャリアをしっかりと構築し、しっかりと働こうと思います。

2008年4月6日日曜日

カネボウ化粧品社長・知識賢治氏―私がいかに多くの人たちか�

カネボウ化粧品社長・知識賢治氏―私がいかに多くの人たちから学び、成長させられてきたか

カンブリア宮殿に出演されていたのを見た。
「自費でビジネススクールに通って、」というエピソードを聞いて、自分も何かをしなければと強く焦りを感じたのを覚えている。
その番組を見るまでも、漠然と焦りみたいなものを感じていたが、あれから何かを行動しようと強く思った。

年間100冊の本を読んだ。


私も読んでみようと思う。
まず行動!

2008年4月4日金曜日

MBAマネジメント・ブック、読了

新版 MBAマネジメント・ブック
グロービス・マネジメント・インスティテュート
ダイヤモンド社 (2002/02)
売り上げランキング: 1682
おすすめ度の平均: 4.0
4 広く浅く
3 この書籍だけでエッセンスを学ぶのには限界が・・・
4 資料集というか、辞書というか


やっと読了。といっても、「アカウンティング」「ファイナンス」に関しては、ほぼ完敗という感じ。MBAコースではこういうことを勉強するのかということの全体像が、おぼろげながら分かったというくらいです。

それにしても、MBA行く行かないということ以前に、どういう分野で働くにしても、こういう企業の全体像を意識できるかどうかというのは、社会人としてとても重要だと思いました。今まで、エンジニアとして面白いものを開発したいという事ばかり考えていましたが、それだけでは「薄い」なぁと思います。また、こういう知識をフル動因して経営されている企業が、よりゲームを有利に進められるというのは当たり前ですね。

というか、「今の自分が身を置く会社でもこういうことを想定しているのか?」ということを想像して、ちょっと恐ろしくなってきました。競合した会社に経営のプロがいたら、大人と子供の喧嘩くらいにコテンパンにされてしまいそうです。