2008年5月23日金曜日

究極の会議、読了

私が今働く会社でも、会議は「長い!」「決まらない」「実行されない」の状態にあります。人と人が集まるところには、簡単にうまくいかない状況が起き易いものです。そういう複雑な状況にあるときこそ、シンプルな方法論で問題を考え直さなければいけません。

究極の会議
究極の会議
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鈴木 健
ソフトバンククリエイティブ
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おすすめ度の平均: 4.5
5 実践的で面白い
5 「生産性をシラフで語る人は、頭がおかしい」
5 議事録ドリブン活用法
3 会議の種類によっては相当使えるテクニックです。
5 頭が整理される


「議事録ドリブンで会議を進める」。

ホントにシンプルな方法なのですが、とても効果が高そうです。私も実践してみます。

2008年5月12日月曜日

経営の質を高める8つの基準、読了

経営の質を高める8つの基準―日本経営品質賞のねらい
大久保 寛司
かんき出版
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「日本経営品質賞のアセスメント基準」についての説明書です。

経営の質を上げるには、顧客の要望や期待を十分に把握し、顧客にいかに満足を届けるかによって決まります。顧客に始まり、顧客に終わるのです。
製造業であれ、サービス業であれ、すべての企業の目的は、本来、顧客・市場に価値を提供することであり、最終的には満足を提供することです。より高い満足度を届ける競争をこそ促進したいものです。


「どういう仕組みを作ることで、成長し続けることができる企業を作ることができるのか」を考える良いフレームワークが示されています。多くの業種に共通するフレームワークだと感じました。

現在、私が働く企業はここができていないよなぁと思うところがたくさんありました。特に「リーダーシップと意思決定」が弱いのではと感じました。私自身はこの企業で中間管理職的な位置づけになりつつありますが、それでもトップマネージメントの意思がまったく伝わってきません。トップが「何を作り出したいの?」「どんな社員を育てたいの?」「どんな企業文化を作り出したいの?」「何を大切だと思っているの?」。いつもこういう疑問を持って働いていることに、再度気づきました。「企業はトップの器よりも大きくはなれない」と、どこかで読んだことがありますが、それを実感しています。私は、いつか自分がトップの立場で企業を動かしていきたいと思っています。それまでに自分の器を大きくし、その思いを社員と共有化できる力量をつけたいと思います。