マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方 (新潮新書)
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トム佐藤
新潮社
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1980年代後半から1990年前後までのMSXの失敗からWindowsの成功に関して記述している。西和彦アスキー元社長の部分は面白かったです
私記・Win世界標準への道
当時の当事者が書いた本
マイクロソフトの憂鬱
WindowsがPC業界でデファクトを獲得していく過程をつづった本です。
実際に中からの目線で書かれた本で臨場感がありました。
それにしても、有名な開発者の名前がこれでもかというくらいに出てきてエンジニア的にはさらに面白かったです。
朱先生の授業の前に読むべきでした。
気になったところをひとつ。
デファクトを作るためには、2つの重要な能力が必要だ。<略>ウィンドウズの場合は、マイクロプロセッサ技術、メモリ、ハードディスク、<略>など様々な技術的要素を必要としており、これらのテクノロジーの今後の展開を技術仕様書レベルで理解しておくことである。今の時代で言えばWEB2.0の技術は、<略>最新技術仕様(スペック)を読まないとビジネスはできない。
日本の技術系会社にはスペックレベルで技術を理解できる「偉い人」がどれくらいいるのでしょうね。ここら辺が日本のガラパゴス化の原因だと思っています。
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