2010年3月2日火曜日

読書日記 2010-014 [★☆☆☆☆] 社会学研究法 リアリティの捉え方

社会学研究法 リアリティの捉え方 (有斐閣アルマ)

有斐閣
売り上げランキング: 231794
おすすめ度の平均: 4.0
2 想定される読者のレベルがあいまい
5 高級な後味の残る社会学入門書
5 大院生の為の基本書


社会学ではリアリティを捉え、リアリティを説明することが目的です。そのための方法論が大きく3つあります。①意味解釈法、②統計帰納法、③数理演繹法である。

意味解釈法は、モノグラフやエスノグラフィというと呼ばれる作品を作成します。ただ単にドキュメントを解釈するだけではなく、ドキュメントの中から厚みのある記述を積み重ねていくことでリアリティに近づいていくというイメージでしょうか。正直、エンジニア的な人種にはなじみの薄い説明方法です。ただ、ドキュメンタリや本では「こういう文章読んだことある」というのがイメージできました。

統計帰納法は、文字どおり社会現象を定量的に数値化し、それを様々な統計的な手法を用いながらリアリティに近づく方法です。母集団を意識すべしとか、第3変数に気をつけるとか、一般的な統計的な話が記述されていました。正直、もうちょっと簡単に書けば良いのにと思わずにはいられませんでした。エンジニア的には。

数理演繹法は、リアリティから数理モデルを作成し、それを実験やシミュレーションという方法で検証するという方法です。エンジニア的には馴染みのある方法です。こちらももうちょっと簡単に説明してくれれば。

事前ゼミ参考図書2冊目でした。3ページで睡魔に襲われ続けた本でした。。。

2010年2月23日火曜日

読書日記 2010-013 [★★★★☆] シンプル族の反乱

シンプル族の反乱
シンプル族の反乱
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三浦 展
ベストセラーズ
売り上げランキング: 24746
おすすめ度の平均: 3.0
4 納得します
4 消費傾向のひとつの切り口として!
3 ひとつの仮説ですから・・・
3 シンプルとは 内面からくるもの
3 残念なのは、ナチュラル好き消費者の購買動向レポートで終わっていること


ものを買わなくなった現世代の人たちの消費動向をまとめた本。
こんな消費者が相手では、マーケティングは難しいですよね。
と、言いつつ、シンプル族の気持ちに大いに共感でき、客観的に見ると私はシンプル族ど真ん中という感じだと思います。

「下流社会」の三浦展さんの本、面白くてついつい買ってしまいます。
昨年まではマーケティングなど何も知らなかったですが、今年マーケティングの本は結構たくさん読んだので、三浦展さんの本がさらに面白く感じられます。

シンプル族は今後も増えていきそうなセグメントです。
シンプルに何かをプラスする考え方で攻めることができそうですね。

2010年2月19日金曜日

読書日記 2010-012 [★★★★☆] あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実

あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実
ピエトラ リボリ
東洋経済新報社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 Tシャツから世界を観る
4 産業保護の本質が分かる
3 現場主義に立っているので説得力あり
4 フェアトレードとは一線を画す,グローバリゼーションの真実
5 世界を平和に近づけるための経済書


It's politics, stupid.
この本は一言で表すならばこの言葉です。
(もちろん、It's economy, stupidをもじっています)

貧困に見舞われている人々の苦しみは、市場の持つ危険によるのではなく、むしろ政治から疎外されてしまっていることから来るのだ


今まで市場のグローバル化と搾取工場をなんとなく紐づけて考えていましたが、本当はそうではないのだということに改めて気付かされました。
Tシャツといえば、オーガニックコットンだったり、ナイキの搾取工場がキーワードで思い浮かびますが、これまでとは違う目線でTシャツが見えるようになりました。
それにしても、最終段階の中古Tシャツ市場だけが、本来の自由市場化しているという皮肉にはハッとするところがありました。

2010年2月18日木曜日

iPhone → nexus one

Android Developer labに参加しました。



ニュースなどで見たことがある方も多いと思いますが、巨大なAndroid Phone。



で、昨日iPhoneからBlackBerryに変えたいなぁと心変わりを書いたばっかりなのですが、今日はGoogleのnexus oneに変えたくなりました。
いえ、変えちゃいます。
というか、お土産でもらってしまいました。



たぶん今日プレゼントされたAndroidは数百台くらいなので、「500台(少なく見積もり)×500ドル(simフリー版は)=250,000ドル」です。
なぜこんな太っ腹なプレゼントがあるのでしょうか。
これはMWCに参加された方は会場でヒシヒシと感じることができるのですが、BlackBerryもWindows PhoneもAndroidもアプリケーションを作ってくれる開発者をのどから手が出るくらい欲しがっているということです。
iPhoneのApp Storeの成功を見て、あのレベルの開発コミュニティが欲しいのです。
というか、古くはDOSの時代からプラットフォームはキラーアプリがなければ成功できない運命で、今はスマートフォンのプラットフォーム戦争の真っ只中ということです。

さて、誰が勝つのでしょうか。
現在、全体的にはiPhoneリードという感じでしょうか。

2010年2月17日水曜日

読書日記 2010-011 [★★★★☆] 600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
上阪 徹
角川SSコミュニケーションズ
売り上げランキング: 1731
おすすめ度の平均: 4.0
5 読むと料理よりもWEBサイトを作りたくなります。
3 簡単なようで難しいこと。読んで損はしない。
4 何が顧客のためになるのか?
3 上場前のタイミングだったのか。なるほど。
5 Webプロデューサに読んでもらい本です


IT系ベンチャとしては有名ですし、妻がヘビーユーザなので存在自体は知っていました。
本を読んだ後に改めてクックパッドにアクセスしましたが、本当に良くできているサイトだということが分かりました。
なんだか「サービスを提供するサイト」というよりは、「情報系の台所用品」をイメージして設計されているのかも知れません。
確かに、サービスの性格上、夕方の16時にアクセスが集中するでしょうし、女性ユーザは使い勝手に厳しいですし。

ただ、これだけ明確にセグメント化されたターゲット600万人にリーチできるメディアというのは他にはないです。
今後も伸びていく会社です。

私も料理したくなりました。